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çanoma
御香 1 - 26 | 鈴虫
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淡路島にて100年以上の歴史を持つ"薫寿堂"に依頼をして作られた御香。
煙が多く香りの強いお香は現代の居住空間には向いていないとの見解で、火を付けるとゆっくりと細い煙が立ち上り、少しずつ柔らかな香りが広がる。
ふとした瞬間、安らぎに包まれていることに気付く。
何度も試作を重ねられて実現された、çanomaの目指した「上品な御香」です。
内容量 25g (60本程度) 燃焼時間 25分程度
「 1-26 | 鈴虫 」
「 1-26 | 鈴虫 」では、「 1-24 | 鈴虫 」をベースに、桂皮、安息香、木香を加えることで、「1-24」とは少し違った一面を持つものとした。
「 1-24 | 鈴虫 」
夏の終わり、『残暑』とは名ばかりで、うだるような暑さは健在、じめっとした空気が肌にまとわりつく。 そんな中、ほんの刹那、乾いた風が通り抜ける。 あんなに嫌いだった夏が、終わりに近づいていることを、寂しく受け止めている自分がいる。
湿気をオークモス、乾燥をシダー、熱気をアンバー調の香りとサフラン、涼しさをフゼア調の香りで表現。 一つの香りの中に、暑さと寒さ、湿気と乾燥という相反するものを感じることができる。 そこにアイリスが加わり、不思議となつかしさを醸し出している。
- Country -
Made in Japan
- About çanoma -
çanomaは日本人へ向けたニッチフレグランスブランド。
クリエイターである渡辺裕太氏のディレクションの元、数々のブランドの香りを手掛けたフランス人調香師であるジャン=ミッシェル・デュリエ氏が調香。
日本人の、日本人に向けた感覚と、フランスのテクニカルな調香が混ざり合って生まれた「日本人のための香り」。
日本人に向けた香りという物が希薄な日本の香水市場。
欧米諸国のブランドが大半を占める中へ、一石を投じるブランドです。
そんなçanomaの香りはとても柔らかくて”丸い”。
なにか一つの香りが尖ることなく調整され、正円を描いたような上品さと奥行きの深さ。
複雑に構築されたアコードは嫌味を感じさせず、ふわりと香るような感覚。
ブランドのコンセプトの通り、香水が苦手な人にほど試して頂きたい香りです。